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Author:ライフキャリアプランナー
新宿で働く社労士&ファイナンシャルプランナー。
日本のお酒と歴史が好き。

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歴史小説(157)喜連川


私は歴史小説が好きなのですが、どちらかというと「史実」っぽいものが好き。

ですので、江戸時代の料理ものとか、架空の藩士を描いたものとかは、あまり読みません。

こちらは実在の藩とはいえ、いつものものとは毛並みが違います。

それでも、なんというか…面白かったのでご紹介したいと思いました。



喜連川…。

首都圏の方であれば「びゅうフォレスト喜連川」を思い浮かべる方が多いかもしれません。

電車のつり革広告などで見かけますので…。 ⇒ JRの街 びゅうフォレスト喜連川

ここは江戸時代、足利将軍家の血筋である喜連川氏が治めていた場所です。

足利尊氏の次男である足利基氏を祖とする一族です。

戦国時代を経て衰退していたところに、名家を好む豊臣秀吉に下野国喜連川を扶助され、喜連川を苗字としました。

以降、徳川幕府体制において、この名家は例外の家とされ、貧乏だけど格式をもった家とされて明治まで存続しました。

五千石の領地で10万石の格式ですから、さぞや大変だったことでしょう。



喜連川氏は参勤交代の義務はありませんでした。

徳川将軍家の家臣でもないという…まあ、源氏の長者は本来徳川ではなく足利ですしね…。

そして、参勤交代で江戸にむかう藩に対しては、喜連川に泊まってもらい、利益をあげる仕組みをとっていました。

江戸も中期以降となると、どこの藩も財政は厳しく、倹約につとめるようになります。

すると、カネのかかる陣宿を避けるようになっていきます。

企業が「経費削減」に取り組むのと同じです。

でも、それは他方にとっては死活問題。

箱根や熱海がバブル崩壊以降、非常に厳しい時期を体験したあれと同じでしょう。

喜連川の当主は、商売上手だったようです。

仙台伊達家の当主に「避けないで、喜連川に泊まれ」と文句をいったりした記録があるそうです。

こちらはシリーズものなので、順番に読んでみようかな、と思っています。

なかなか面白いです。




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THEME:歴史・時代小説 | GENRE:本・雑誌 |

歴史小説(156)南朝の姫君


南北朝の時代を描いた歴史小説です。

ちょっと変わった視点。

南朝の姫君が主人公です。



南朝からみたストーリーですから、足利義満は敵方である北朝最強のボスキャラです。

アニメ「一休さん」では、将軍さまの義満は、なんとも間抜けでお人よしに描かれていました。

でも、実際は…。

そもそも一休さんを出家させたのは、将軍さま(たぶん)。

とんち坊主の一休さん、実は皇族なんです。

父は後小松天皇で、母は伊予の局と呼ばれた方。

そして、この後小松天皇には足利義満の子供という疑惑があったりします。

99代天皇の后に義満が手をつけて、子どもを産ませて、天皇家簒奪を狙っていた…という説があるくらい。

まあ…いろいろと血なまぐさいことはあったみたいです。

天皇家や藤原家などは「血」こそが全てみたいなところがありますしね。

えっと…。

日本史としては、南北朝の勝利者は北朝ですので、そちらの視点で歴史は「書かれている」わけです。

それを、南朝の視点で展開していくところがなかなか面白いと思います。







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歴史小説(155高師直)


草津の白根山が噴火して、訓練中だった自衛隊員が1名お亡くなりになったとのこと。

山頂に避難したスキー客たちは、自衛隊によって無事救助されたのは幸いでした。

日本には火山がたくさんあるわけですから、いつこのような事態が発生してもおかしくないとはいえ…。

亡くなった方のご冥福をお祈りいたします。

さて…。

今回は久しぶりに歴史小説のご紹介。

今回で155番目になります。

ずいぶんと長く続いているジャンルですが、日々新刊が出ますので…。

ということで、今回は鎌倉幕府の崩壊から室町南北朝にかかる時代の物語です。

通常は主役にならない人物を主人公に取り上げています。

その人物は高師直。



足利尊氏やその弟である直義などを主人公にした小説も少ないので、足利家執事である高氏にいたっては…。

さらに、高師直は「悪役」として歴史に名前を残していますから、なおさらでしょうか。

鎌倉御家人や寺社勢力の保護にまわった直義に対し、悪党などの新興武士団に支持された高師直。

後世に残される記録は公家の日記や寺社の記録ですから、その反体勢力のトップは批判的に書かれるもの。

その典型例が高師直だったのかもしれません。



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歴史小説154(輪王寺宮)


今日から10月。

下期の始まりです!

ということで、久しぶりに歴史小説のご紹介。

今回の作品は154番目になります。

主人公は「輪王寺宮」という皇族です。

ときは幕末、舞台は東北。



上野寛永寺の天台座主だったこともあり、彰義隊が寛永寺に入ったことでその盟主に擁立されてしまいました。

上野戦争で彰義隊が壊滅したのは周知のとおり。

旧幕府海軍の軍艦である長鯨丸で東北に逃れていき、今度は奥羽列藩同盟の盟主に祭り上げられます。

皇族でありながら、朝敵勢力側のトップになってしまったということ。

なかなか波乱万丈な方です。

歴史教育において、皇族の扱い方は、実は非常に難しいようです。

在野であれば自由自在なのですが…。

幕末が好きという方は、たいてい新撰組や坂本龍馬、高杉晋作、西郷隆盛あたりが好きなのでしょう。

でも、知れば知るほど、当時のニッポンを守っていたのは幕府側勢力であったことに気づかされます。

事実はひとつですが、真実は視点によって様々であるということにも気づかされるかな。

だから、特アがいう「歴史認識」など、国によって違って当たり前なのです。

すりあわせて、同じにする必要など皆無です。

戊辰秘策…。

一風変わった幕末モノです。

「勝てば官軍負ければ賊軍」のとおり、負け組の側ですので、めっちゃ地味な存在です。

でも、負け組の側にも真実があるわけで…。

そういう視点も持っていないと、勝者の側が作った「歴史」だけになっちゃいますからね。



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歴史小説153(北条系)

今日は25日…。

北朝鮮は核実験を強行するのか…。

そのとき米軍は本当に北朝鮮にトマホークを撃ちこむのだろうか?

なにも起きないことを願いつつ…。

今回は目の前の問題から逃げて、歴史小説を取り上げてしまいます。

そんな…今回取り上げる小説の主人公は、とても地味。

まず、戦国乱世の巨族であるにもかかわらず、マイナー扱いされている小田原北条氏。

その家臣団のなかの、足軽衆というグループに属する大藤氏。

マイナーのなかのマイナー。

それでも、足跡は現代にも残っていて、神奈川県秦野市に、香雲寺 という菩提寺があります。



調略というものは、とても地味なものです。

合戦のような「華」がありません。

でも、そこが肝要であることは事実ですし、裏から表にでてくる一族もでてきたりします。

有名なところでいえば、服部半蔵。

かつては「忍者ハットリ君」の影響もあり、服部半蔵は歴史上の超有名人でした。

っていうか、実在の人物だと思われていないことも多々ありました。

服部半蔵とは、代々その名を襲名する通称で、伊賀忍者だったのも初代だけ。

その後、紆余曲折を経て「服部半蔵」一族は、桑名藩家老になっていきました。

調略家や策謀家、参謀の類というものは、とかく無名で地味で目立たないもの。

主に仕える身ですからね。

つまり、仕えた主次第ということ。

そういう意味では、身につまされるところあり。




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