プロフィール

ライフキャリアプランナー

Author:ライフキャリアプランナー
新宿で働く社労士&ファイナンシャルプランナー。
日本のお酒と歴史が好き。

海辺暮らし
オトナの趣味
出会い
食べる

歴史小説017(純友と将門)

時代は下って平安末期。

教科書的には、

「藤原氏が実権を握った摂関政治・貴族政治も、時代を経て堕落してきました。そのため、地方では武士が台頭してきました。武士も力を持ちはじめ、東では平将門が、西では藤原純友が反乱をおこしました。乱は平定されたものの、いよいよ武士の時代に入ります」

…といった感じになるのでしょうか。

なんか、暗記モノっぽくてつまんない響きです。
しかも、純友と将門の乱を別々にとらえるパターンが多いし。

ぶつ切りで見ると歴史はつまらなくなる。
永井路子氏の「炎環」などのように、連続した視点がいいですね。

平安から鎌倉にかけて、このふたつの乱は必然であったと思います。

摂関政治の猿まねをした平家があっけなく滅んでしまったことも、必然だったのでしょう。
ゆえに、頼朝は都には近寄らず、関東に幕府を開いたんでしょうけど、それとて結局、貴族と縁続きになろうと画策して、北条氏を中心とした関東武士団に「やられた」のでは、と私は推測しています。

「血脈」というものは、やはり貴族だろうと武家だろうと、重要なんですね。

朝家から摂関家へ、摂関家から武家へ、という大きな転換期において、その流れを加速させる役割を、朝家出身の将門と、傍流とはいえ摂家出身の純友が担ったという事実をみても、「血」を重視する考え方が背景にあることがわかりますよね。

さて、北方氏のタッチは「漢(おとこ)」といいますか、「ヤクザ」といいますか…。
グイグイと読者を引っ張っていく筆致で力強いです。

一方、童門氏は主人公に「誠実さ」「実直さ」を感じさせる筆致にその特徴を感じます。

別々の作家で読み比べてみると、歴史のおもしろさが倍増する。そう思っています。

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もうすぐ11月

日に日に過ごしやすい陽気から涼しく、そして寒くなってきました。
私の場合、スーパーの店頭でみかけた「秋味」などに季節を感じるオヤジになってきました。

さて、11月になりますと、
11/6には社会保険労務士の合格発表がありますし、11/8には行政書士の試験が実施されます。

今回の行政書士試験ではマスク着用ということのようですが、やはり、試験直前期は体調管理が一番大切ですよね。

社労士試験の場合は、夏風邪に注意しつつ、お盆休みなどを上手に利用することで、比較的対応が容易であったかと思います。

一方、11月上旬に実施される行政書士試験は、会社員にとってもなかなか微妙なところかと思います。

10月は、4月ほどでなくても転勤・異動の時期ですから、これに当たってしまうと、受験どころではなくなってしまったりするわけです。

実際、知人で、異動になり仕事上、どうにもならなくなって、結局その年は受験できなかった、という方がいました(翌年合格されたので良かったですけど)。

さて、国家試験を受験する場合に、考えておかなきゃいけない、と私が思うことに「試験後から合格発表までの過ごし方」があります。

私の場合、試験が終わると、当日は「開放感」で一杯でしたが、翌日から「夜がひま」と感じるようになりました。
一応、時間を捻出しながら計2年近くを過ごしていましたから…。

特に自己採点結果が合否ボーダーラインなどでは、一層、微妙な気持ちになります。

結果がでていないうちに、勉強再開する気にはならない…。
合格保証がないのに、次の資格勉強を始めるわけにもいかない・・・。
だからといって、勉強グセがついているのに、ヒマなのはもったいない・・・。

じゃあ読書でもしましょかね、と思いつつも、本やにいってもあまり読む気にならない・・・。

こんな感じだったでしょうかね。

そして、「この資格をとったら次は何をやろうかな」と思ったこともありましたね。

いずれにしても、「試験が終わったあと」と「合格発表のあと」は、自分で自分を試す時期としてちょうどよいと思います。どうでしょうか。
THEME:資格 | GENRE:ビジネス |

たばこ休んで8か月

表題のとおり、ちょうど今日で、たばこ休んで8カ月が過ぎました。

さて、今日は、お世話になった方の定年退職をお祝いする会が東京日本橋でありました。
とあるお寿司屋さんに、6名が集まったのですが、全員違う会社に勤務しています。

かろうじて30代の私と、50代が1名、60代が4名の6名のあつまりです。
みなさん、日本人なら誰でもご存知の会社に勤務されている方々なのですが、同じ業界ということで懇意にしていただいておりまして、とてもありがたく思っています。

6名中、元喫煙者が5名ということもありましたし、6名のなかには、5年生存率が7%という非常に難治性のがんを克服された方がおられることもあって、しみじみと「やっぱ健康が一番だよね」というお話で盛り上がりました。

若い子たちとは、盛り上がりのラインが明らかに違うんですけど、これはこれでおもしろいのね。
話題も定年退職後の年金と収入と保険など、柱は一本ですが多岐にわたる話でした。

「来月には孫が生まれておじいちゃんになる」といった話もありました。
どうせなら、幸せなおじいちゃんになりたいものですね。

今日は、人生的な意味合いでいろんなお話を伺えて、非常に有意義でした。

ちなみに、3時間、芋焼酎をやっていましたが、この間、タバコを吸いたいとは思いませんでした。
このまま、すんなりと健康的な人間になっていけるのでしょうか?

まあ、くどいですが、禁煙したわけではないので、今しばらくはのんびりと自分の変化を楽しんでみたいと思います。

飲んで帰ってきてからも、こうしてブログをかける程度に、今日はきれいな飲み方ができました。
やればできるのね。私も。
やはり、飲んだ日の帰りは、電車で座ってはいけません。教訓です。




【たった5分で】シミ・たるみのない小顔に!?



THEME:健康 | GENRE:ヘルス・ダイエット |

お一人さま栗ようかん

出張から戻ってきました。

月曜日は甲府にいき、その後松本に移動。
あいにくの雨模様で肌寒かったですが、火曜日の朝はなんとも爽やかな秋晴れでした。
松本の最高気温は16度くらいでしょうか。

とても気持ちの良い朝でしたので、6時くらいから駅から松本城の周囲を1時間ほどお散歩してみました。すると、私のように「スーツを着た」人たちが、結構歩いているではないですか!

そして、みなさん、思い思いの場所で写真とっていたり、マイボトルでお茶飲んでたりしています。
旅慣れています。スーツ姿から「出張のプロ」的な雰囲気すら感じさせます。

ただ、健康的なことしているわりにはメタボじゃん、なお父さんが多かったのが何ですが、マイペースな感じが、とてもいいですね…。

やはり、出張先でのお散歩は楽しいですね。

ビルの裏にまわったらとても寒かったとか、日差しが厳しかったとか、風が冷たかったとか…。
バイクのツーリングと少し似ていて、体感した季節ってずっと忘れないものです。

徒歩1時間程度の範囲って、地図で円を描くとわかりますが、地方都市だと、だいたい中心街がすっぽりとおさまる感じで、生活圏もある程度見えてきます。

雰囲気のある路地裏・・・。ソープ○○の看板がたくさん出ているやばい裏通り(松本ではみかけませんでした)・・・。古本屋とか地酒屋さんとか、お散歩ではいろんな道や建物が発見できます。

昨晩は、蔵のある町(中町)といった表示がでていましたので、その周辺をうろちょろしてたら、あっというまに歩数計で2万歩オーバーになりました(今、少し筋肉痛です)。

で、純米冷やおろし(飲み比べで4本)&馬刺し&水そばをオナカにおさめてホテルに戻りました。

ちなみに、家族へのお土産は竹風堂の「お一人さま栗ようかん」です。
小布施にある栗を材料とした和菓子やさん。おいしいですよ。


ちょくちょく地方に出張するのですが、駅前にはワタミさんとか、魚民さんとか、千年の○○など、東京でもおなじみの居酒屋さんがたいていあります。で、そういったお店を中心に、飲食街があるというか、駅周辺には飲食店しかないというか・・・。

それが悪い、というのではないのですが・・・。

将来に向けた街づくりという意味ではどうなんだろう、と考えることが、あります。
出張先でつい散歩してしまう理由のひとつに、そういった視点もあったり、します。
どれくらいの間隔で、どこのコンビニが点在しているか、とかも・・・。

飲食店やコンビニだと繁盛するのか、そうでない店舗は廃業に至ったのか・・・。

そのエリアに住む人からみたら大きなお世話なんですが、仕事柄、町おこし、街づくりという掘り起こしもしていかないと、顧客がどんどんいなくなってしまう。

実際、甲府の商店街では、ヒト自体を見かけなかったし、松本では通学帰宅の高校生ばかりが目について大人をあまりみかけなかったというか・・・。

そんな想いを改めて感じた出張報告でした。



THEME:日記 | GENRE:日記 |

資格に保証を求めない

台風が少しずつ近づいているようです。
そのせいか、自宅の窓から眺めてみると、一日中曇空。しかもずいぶん寒くなりました。

女子駅伝のテレビ中継をみていましたが、仙台は秋晴れのなんとも気持ちよさそうな青空でした。
よいコンディションにも恵まれたようで、2チームが大会新記録を出していました。
女子駅伝は関西と名古屋が強いなあ。

大会に出ている人たちも、残念ながら出場できなかった人たちも、この日のために1年間を頑張ってきたはずです。そう考えながら見ていると、なんとも一生懸命さが伝わってきます。

さて、最近といいますか、だいたい晩秋のころになると、来年の資格取得にむけたいろんな質問などを、直接うけたり、ネットなどでもよく目につくようになります。

毎年、そうです。内容もだいたい同じです。

いわく、
「飯を食える資格は●●と○○のうちどちらでしょうか?」
「○○で飯が食えますか?」
「こんな私ですが●○に合格できるでしょうか?」
「●●と○○のうち、合格しやすいのはどちらでしょうか?」
「○○で開業している人たちの平均年収はいくらくらいですか?」   ・・・等々。

結論は「そんなの知るか!」です。

「貧困率」やら「年越し派遣村」などの報道をみつつ、自社の業績には不安があり、自身のキャリアについては、年齢という意味で逆にマイナスイメージを感じたり…。
確かにそういう時代だと思います。私にも不安感というものは常にあります。

現状でいいと思っていないからこそ、自己啓発はかかせないし、将来像も描いているつもりだし、その将来像にそった行動をとっているつもり。

でも・・・。
先のような質問をわざわざネットで聞いたりされる方は、たぶん士業には向かない。

理由はごく簡単で、「何をやりたい」のかがみえない。
それに、他人に収入の保証を求めてどうするんだろ?って。

「うちの会社、定年までボーナスでますかね」とか「お前の会社の給与はいくらだ」
なんて、新橋の飲み屋で他人に聞かれたら、どう答えます?(たぶんそんなレベルなの)

資格の難易度を気にされる方って、自身の合格可能性というよりも、高収入はどの資格か、を見る材料にされているように感じることが実に多いですね。
難しい資格ほど収入がよくて、取得しやすい資格は収入が低い…。
そう思っている方、実は非常に多いです。

現在の給与水準で会社を選ぶと、その就職はたぶん失敗すると言われますが、要はそれと同じ。

「やりたいこと」が、最初にあって、次に「できること」とか「できるようになること」がある。
そして、「できる」「やりたいこと」を「どれくらいやるか」によって決まってくるのが収入、でしょう。

理想論かもしれませんが、そう思いたいし、自分で選択できるものについてはそう考えたい。

ちなみに、働きかたは、当然ですが年齢とか家族構成とかでめちゃくちゃ違ってきます。

セカンドライフで年金とあわせて考えた働き方。
スローライフに価値を置く方や趣味に多くの時間をさきたい方。
逆に会社員時代の何倍もの年収を獲得しようとされる方。

実に様々ですが、士業の場合、カネがほしくて開業したというヒトの話はあまり聞きませんね…。

「○○社に勤めているんだってね。収入も保証もいいんだから開業するのはもったいないよ」
「この世界は好きじゃなきゃやってらんないよ。旅行業界と似ているかも(笑)」
「上司がいなくて好き勝手できるということ以外にメリットないよ」

なんておっしゃる方のほうが圧倒的に多いですね。
もちろん、儲かっていないのではなく、やりたい気持ちがないと続かない、という意味。

ですから、やりたいことを、じっくり考えることですね。

社労士、行政書士、診断士などの国家資格の場合、資格取得には相当の努力と時間が必要です。

ですから、動機がないのに勉強するのは勿体ないですね。
釣りとか、ツーリングとか、ドライブとか、ダイビングとか、そういうことをしていたほうがよっぽど充実した人生になるのでは、と私は思います。

動機が固まったら、まずは資格取得のみを目指して行動するのみです。
士業の場合、名乗るには合格だけではダメで、都道府県会などに入会しないといけない場合が多いですが、是非、入会すべきです。そして、そこでいろんな方とおつきあいすべきです。

会社員から資格を取得し、下積みし、開業にいたる場合が多いので、特に若い方ほど参考になるはずです。人生の先輩は、だてに年を召しているわけじゃないことが理解できるでしょう。

さて、明日(26日)から松本に出張です。とても良い時期に仕事が入ってラッキーです。
蕎麦と日本酒を楽しむために、そのためにホテルのグレードを下げました。ふふふ。





THEME:資格 | GENRE:ビジネス |

勉強会に出席

22日は、久しぶりに社労士関連の勉強会に出席しました。

ただ、前日、仕事で徹夜するはめになってしまって、睡魔に襲われないか不安でした。
(徹夜仕事は久しぶりでしたが、本当にカラダによくないのだと、実感。調子がイマイチ…。5年くらい前までは、3日連続徹夜、なんてこともしばしばありましたが…。ああイヤだ)

さて、今回のテーマは「営業を考えた他士業とのかかわり」といった内容でした。

自分で営業をかけていっても、なかなか効果はでてこない。幸薄し。
そして、士業に入ってくる先生方は、基本的に営業はお嫌い(とのこと)。

元営業マンだった某先生のコメント

「営業がいやで資格をとって独立したのに、嫌いだった営業マン時代のノウハウが活きているんだよね。知識はそんなに役立っていないのが残念です。ははは」

常に営業を考えてヒトとつきあう、というふうに考えてしまうと「ヒトを利用する」という意識が強くなるし、うっとおしいですね。

ですが・・・。
一緒にいて楽しめる方々、自己啓発心を刺激される方々とおつきあいしていくなかで信頼関係を築いていく。
そして、その人脈から新たな人脈につながっていき、結果的に「無給の営業マン」が増えていく。

つまり、テクニックとか心理学の知識とかよりも、何よりも「ヒトに信頼されること」と「自分にとって信頼できる方をもつこと」がとても大切だよ、と。

他士業の先生方とのおつきあい、というお話でしたが、同じ会社の社員同士にも、家族にとっても、当てはまる考え方ですね。

そして、せっかく作った信頼関係は、できれば壊したくないですよね。

楽しくお付き合いを続けていくためには、前提として「お役立ち」できる技術なり知識は必要です。
常にブラッシュアップし続けないと、陳腐化しますしね。

このような状況のなかで「自己啓発」が動機づけられていけば、良いスパイラルが描けそうです。
THEME:社会保険労務士 | GENRE:ビジネス |

世の中のすごいヒト

【新版】ビッグツリー~自閉症の子、うつ病の妻を守り抜いて~【新版】ビッグツリー~自閉症の子、うつ病の妻を守り抜いて~
(2009/07/16)
佐々木 常夫

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ワークもライフも極めて突出した方の本です。

ちなみに、ワークライフバランスという言葉自体はすっかり定着した感がありますが、生活に定着するのかな、という疑問はあります。
どちらかというと、「ワーク」にいくヒトと「ライフ」にいくヒトといったように、極端に分かれていくような印象をもっています。

さて、この著者、家族のいろいろな話を赤裸々に書いておられます。
個人的には「こういう本を出して家族は大丈夫なの?」と思ってしまいます。
私には書けないし、私の妻は絶対認めないでしょう・・・。

そういう意味でも、普通の方ではありません。

自閉症の長男さん、自殺未遂の長女さん、うつの奥さま…。
そんな状況のなかで、単身赴任をしつつ、激務をこなし、会社で出世していく。

一般の人間には、マネできません。マネしたいとも思いません。

「じゃあ、なんで買ったんだよ」という突っ込みが入りそうですが、
それは、自分の人生に言いわけしたくなる気持ちを解消させるため、だったかもしれません。

みんな、いろんなことがあって日々暮らしているわけです。
で、ややもすると、うまくいかないことは、誰かの・何かの、せいにしたくなったりします。

できない理由を見つけてホッとしたり、あいつとは違うといって逃げたりするわけです。
正直にいうと、そういう気持ちになるときが、私にはあります。

「自分ができる極限まで」を日々実行することも、可能ですよね。
で、そういう環境とか自分が好きだったりするのでしょう。修行ですね。
この著者は、たぶん、そういう方です。

でも、私は、そういう生き方を「楽しい」とは思わないので、マネできないしする気もないわけです。
それに、同じことは、たぶん能力的にできないし。

いいわけですけど、世の中には、能力の違いを思い知らされること、結構あります。

東大には、
これ以上偏差値の高い学校がないので仕方なく入学したという人間
と、
一生けん命勉強してなんとか入れた人間
の2種類いる

と、東大をでた会社の同期から聞かされたことがあります。

同じ東大生からみても「宇宙人」みたいな奴がいるんだそうです。

人生をヒトと比較しても良いことはないですし、別に劣等感を感じる必要はないのですが、世の中に「できる」人がいて、実際に「やっている」人がいる以上、いいわけはできない。

もちろん、将来楽しむための努力は必要ですし、楽しめる努力はしています。
楽しくない努力も、少しですけどやっていたりします。

すごいヒトはやっぱりすごいな。でも、大変だな・・・。
そんな感覚で読んでみました。
THEME:ビジネス | GENRE:ビジネス |

歴史小説016(勝海舟)

さて、勝海舟です。

このあいだの大河ドラマ「篤姫」でもでてきました。
次回の大河ドラマ「竜馬伝」でも、でてくるでしょう。

この人物、知っているようで、案外と知らなかったりします。

江戸城の無血開城以降の話とか。
勝海舟の「海舟」という名は、明治に入ってからの号であり、名は義邦であることや、通称は「海舟」ではなく「麟太郎」といっていたということ。
そして、旗本という身分のイメージとはずいぶん違う貧乏であったこと。

勝海舟はさすがに超有名人だけあって実に多くの本がでています。どれを読もうか、当時はずいぶんと見比べたものです。

この本の特徴といえばいいんでしょうか・・・。

まず、江戸っ子の文化というか、きっぷの良さが伝わってきます。
そして、史実に沿った記述というよりは、幕末青春小説の感があります。
(もちろん、破天荒なストーリーではありません)

長編ですので、じっくり楽しむことができますよ。

ちなみに、75歳の勝海舟の言葉として、以下の文章が記させています。

「中身のない議論というものほど、世の中に無益なものはない。日本の国は、ますます貧乏になっていくようだね。貧乏をすればするほど、議論がやかましくなる。どうも、今の世の中を見ていると、だんだんと幕末に似てくるような気がする。つまりは財政困難がその原因だろう。なんとかして、日本の国の財政の立て直しをしなくてはならない」

「昨日の新聞に出ていた話」といっても通用するような内容だと思います。

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THEME:歴史小説 | GENRE:小説・文学 |

歴史小説015(藤堂高虎)

「ごますり大名」とか「日和見大名」とか「たいこ持ち」とか、まあ、とにかくマイナス評価の多い人物でしょうか。

徳川家康の参謀格として大河ドラマにもでてきたりしますが、
司馬遼太郎氏の本を読んでても、裏切りものというか・・・主を変えるという意味で、あまり良くは書いていない…。

そもそも徳川家康からして「たぬき親父」なわけですからね。
豊臣家から徳川家へ寝返った奴。こんな奴が藩祖だから幕末には官軍に寝返った、なんて言われたりするのでしょう。

私も最初は、小物とか腰ぎんちゃくといったイメージでみていたのですが、城めぐりなどしていると、やはり築城の名手である高虎のことは、自然と知るところになってきます。
縄張りって、知的センスがないとダメらしいんですよね。

そういう意味では、加藤清正も、武断派ですけど案外知的センスにあふれていたのかもしれない。

さて、トップリーダーとして手腕を発揮するタイプと、バイプレイヤータイプ、についてです。

カリスマで先頭にたって物事をすすめていくトップリーダーは、やはりかっこいい。
幕末においても坂本竜馬とか高杉晋作とか西郷隆盛とか、かっちょいいわけです。
新撰組などは忠義に殉じるイメージが強いですし。

いずれにしても、日本の歴史の人気者には、たいてい「滅びの美学」があったりします。

戦国時代や幕末という時代に人気が集まるのは、時代が明らかに変わり、新旧いれかわったからでしょうか。

で、滅ぶ側にもストーリーがあるし、それぞれキャラクターが際立っているし。

大久保とか大村益次郎とか、あんまり人気がないのはバイプレイヤータイプで成功者、だからでしょうかね。
実際、私もあまり好きではないし。

でも、好きな時代や好きな人物の本ばかり読んでいると、だんだんつまらなくなります。

「派手」さはない。が「重み」はある。そんな人物を掘り起こす小説もまた良いものです。

自分自身に宛てて考えてみると・・・。派手でかっこよくても「滅んで」しまっては困るわけですね。
家族もいるし、滅ばないためのライフプランニングでもあるわけで・・・。

そういう意味では、藤堂高虎という人物は、一目置かれる「センス」をもっていて、突出した知識もあり、自身の能力を背景に、常に適切な「選択」を行い得た人物、といってもよいのかもしれません。

戦国から江戸時代の生い立ちをよく知ればしるほどに、幕末がより面白くなる、と私は思っています。

次の大河ドラマは「竜馬伝」。
また、幕末ものに人気が集まるんでしょうね。

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THEME:歴史小説 | GENRE:小説・文学 |

8年ぶりのなんば

仕事で、10/16~10/17と、大阪のなんばに出張してきました。

いわゆる「ミナミ」と呼ばれるエリアで、阪神が優勝するといろんな人が飛び込んでしまう道頓堀川があったり、グリコの大看板や、新歌舞伎座とかずぼら屋とか、まあ、大阪のイメージにふさわしい雰囲気の街でしょうか。

この地に来るのは、実に8年振りでした。
くいだおれ人形がいなくなっている以外は、そんなに変わっていない。

と、最初はそう思いました。

ですが、22:00を過ぎた頃でしょうか。

キャバクラと思われる皆さんの「引き」がものすごかったですね。

ある意味、新宿の歌舞伎町よりすごいかも。

レートなんでしょうかね?
「45分500円」と、みなさん同じことを言っていました。

もちろん、入りませんけど。実際はいくらかかるんでしょうか・・・。

神座でラーメンたべて(うまかった!)、南海スイスホテルに宿泊して、翌朝、気持ちよく帰宅です。

ちょっと京都でも寄っていこうか、なんて迷ったりもしましが、おみやげの八橋と漬物を買うだけにしました。

学生時代を関西で過ごしましたので、あちらにいくと、当時のことをいろいろ思い出したりします。

で、初心に戻ってみるか。なんて思ったりして。
THEME:日記 | GENRE:ビジネス |

障害者7割雇用の会社

以前、村上龍のカンブリア宮殿にでていた会社が本になっていました。
「日本でいちばん大切にしたい会社」にも書かれていたこともあり、思わず購入してしまいました。

日本理化学工業・・・。
チョーク製作などを行っている川崎市にある会社で、著者はそこの会長さんです。

社員数が80名弱のうち、知的障害を有する社員が7割。
そして、地域に根差して50年。

・人に愛されること
・人にほめられること
・人の役にたつこと
・人から必要とされること

障害を持っている人にとっても、上記の4つは健常者と同じように大切なことで、ゆえに施設ではなく会社で働くことが大切なんだよ、とおっしゃっておられます。
「施設では「ありがとう」と言うことはあっても「ありがとう」と言われることはない」とも・・・。

これ、モチベーション理論と通じるところですが、人は働くことによって(専業主婦なら家庭をささえていることが「働く」という意味になるのでしょう)幸せになれる。つまり、会社は幸せをもたらす場所であり、「働く」ことをもっと大事にすることで、私たちは生き生きとした社会を取り戻すことができるはず・・・。とおっしゃっておられます。

いわゆる障害者の法定雇用率云々なんて話が下世話に思えてしまいます。
「1.8%雇用しないと罰金とるよ」と国がいい「雇えないからお金払うよ」と会社が言っている現状において、共生をうたい、ともに働きながら幸せになる道が、ここにはあるわけです。

文脈には、温かく、心に沁みてくる何か、を感じます。

クロネコヤマトの元会長さんも、「福祉の世界でも、きちんと経営することで障害者の給与をあげることができるし、上げることができてはじめて自立がみえてくる」と本に書かれていましたが、この方々のご意見って、とても素晴らしいなあ、と心から、そう思います。

一方、日々の仕事の話でグチグチ言ってる自分の、なんとまあ、ちっちゃいことか。

自分も「人から必要とされる素敵なおっさん」になることを当面の目標にしてみたいと思います。

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THEME:社会保険労務士 | GENRE:ビジネス |

行政書士の不正代行

10月11日読売新聞朝刊に「行政書士 不正を代行」という記事がでかでかと出ていました。

外国人による偽装結婚や不法就労など、在留資格の不正取得等の手続きを代行していたとのこと。
虚偽の申請をしても罰則がない入管難民法の盲点を悪用した疑い・・・と書かれていました。

違法・不法は、やはり、やってはならない・加担してもいけない。当たり前ですがそう思います。

今回、債務整理の関係ででていた司法書士さんの記事よりも、ずっと大きく取り上げられていました。
何か別の意味があるのか、単に行政書士の存在がかつてより大きくなっているのか…。

さて、社労士の関係で、実例をひとつあげます。

「年次有給休暇を年間●日以上取得した社員の評価はマイナスにする、という人事考課を実施しても労基法には違反しませんよ。年休取得を抑制できるし、稼働日に応じた給与にできますよ」

これ、助言として適切でしょうか?
私は違うと思っています。
厳しい世の中ですので、会社によっていろいろありますが、そこで働く社員さんは嫌でしょう。

年休取得に関する不利益取り扱いは次のようになっています。

「使用者は、年次有給休暇を取得した労働者に対して、賃金の減額その他不利益な取り扱いをしないようにしなければならない」

わかりにくいかもしれませんが、「してはならない」ではないんですね。
「しないようにしなければならない」なんですね。

これは訓示的規定といって、しなかったからといって罰則があるわけではないんです。

何で法律で罰則を作らないんだ、盲点があるんだ、と疑問がでるかもしれません。
法律って、結構理念を大事にしていたりします。また、権利と義務のバランスを見たりもしますので、結果的に、現在の設定になっているんだと、曖昧な言い方ですが、なるのかもしれません。

ですので、士業関係者にとって、法の網をくぐるようなことは、それなりに可能かもしれません。

弁護士、司法書士、行政書士、税理士、社労士…。
人数も多いですし、士業の世界は競争過多といわれていますし、現実にはいろいろ大変です。

社労士とか行政書士などでは、食えない資格と呼ぶヒトや、そう書いている本もあります(稼ぎはとにかく「ヒトによる」としかいえませんけど)。
最近は歯科医も食えなくなってきているみたいだし、とにかく開業は大変なんだということ。

でも、大変だけれど、品位を落としては、やはりいけないでしょう。

この数年ですっかりひろまった考え方のひとつに「コンプライアンス」があります。

「法律や協定に違反しないように行動すること」という意味から「法令遵守」と言われたりします。

最近では、単に法令に違反しないというだけでなく、企業とか業界としての倫理規範にも抵触しないことまでを含めて考えるようになっています。
上場企業では、金融商品取引法から内部統制が必須になっています。

これまでの振り返りと、これからの生き方を踏まえて、自分自身の倫理規範なるものを定めてみるのもよいかもしれません。

ただし、きれいな文言ばかりなのは△みたいです。実効性に欠けるという意味なんでしょうかね。

行政書士試験合格サイト 東京法経学院
THEME:行政書士 | GENRE:ビジネス |

扶養控除

「配偶者控除」や「扶養控除」の廃止検討、という言葉をみかけるようになりました。

一般の方々は、こういう話、どこまで承知しているんでしょう。

税金関係になると、自営業者は強いですね。やはり大小あれども経営者。
会社員は、税金に詳しくないというか、興味ないというか・・・。
ある意味給与から自動的に強制的に各種のモノが引かれていくので、税金の種類なんて、ね。
といった感じでしょうか。

まあ、私も独身時代はそうでしたから、あまり偉そうなことは言えないのですが・・・。

医療費10万円超とか、療育手帳交付に伴う扶養控除額の拡大とか、知らなければ、結構な額が税金として余計に徴収されたままなわけです。とるときは強制。返還は申請。やれやれですが。

さて、ここから今日の本題です。

子ども手当の支給にかえて、一定の控除を廃止する、というバーター的な制度設計には十分注視すべきだと思います。

極端な話、4年後に政権が民主党から自民党に移り、国の財政赤字を理由に「子ども手当」が廃止されたとします。

国債の発行残高が、今後4年間でどれだけ増えるか、によっては国民の賛成(といってもマスコミが煽動するのでしょう)も得られそうな感がします。

でも、たぶん、その際、今回廃止された控除は復活しない、と思っておいたほうがいい。
理由は、ほとんどの国民には税制なんてよくわからないだろうから。

配偶者控除も、扶養控除も、世帯という家計をみて、文字通り「扶養」する世帯を支援するためのはずではないでしょうか。であれば、それを子ども手当の原資にするのは如何なものか?
次世代は国全体で育てるという理念であれば、なおさら。

ただし、児童手当は同一理由で重複しますから、バーターで廃止は納得できますけどね。

「コンクリートからヒトへ(でしたっけ?)」といっているのなら、乱暴ですけど、ガソリン税を一般財源にして、または環境や少子化といった分野への特定財源にあてるほうが早くない?

消費税の引き上げもそう遠くない将来あるのでしょうが(すでに、国民のアタマに植えつけられつつあると思います)、それこそ安易な感がいたします。

さて、また話題をかえます。
今回のいろんなテーマをきっかけとして、自分の、そして自身の世帯の「収入」と「支出」を把握してみませんか?

そして、収入と課税される額の違いと、税金や社会保険といったものや、生命保険などの私的保険を整理してみる、なんていうのも宜しいかと思います。それこそ無駄が見つかるかもしれません。

把握する簡単な方法として、
自身の「給与所得の源泉徴収票」を眺めるところからやってみる、というのはどうでしょうか?

会社組織なら、経営者なら、売上と経費と利益を承知しておられます。
あと、キャッシュフローですね。
承知されていない方も見受けますが、そういう会社では、何かあったときには対応できないでしょう。

会社員も、そういう時代なんですよ。
「自分さがし」ではなく「自分の棚卸」を毎期末にやるべきでしょう。
ある日会社が倒産しても、生きていける自分を作っておくためにも。

今回の政権交代は、いろんな意味で勉強になります。
早く国会はじまらないかなあ。
THEME:ビジネス | GENRE:ビジネス |

歴史小説014(影武者家康)

私の場合、歴史小説は大好きなのですが、フィクションくさいのはあまり読みません。
シミュレーション本などはまず読みません。

この本のタイトル「影武者 徳川家康」は、文字通り、家康は死んでしまって影武者が本物になりかわって世の中を動かしていく、という筋書きになっています。

普通に考えるとフィクションなんです。

が、大阪に家康の墓と伝わるお寺があったり、豊臣家を滅ぼすまでに時間がかかっていたり、甲斐の武田家とのつながりなど、いろいろと通説では「腑に落ちない」ところが、あるのも私にとっては事実であったりします。

そんなところをくすぐりながら、物語は展開していきます。
徳川家康に詳しい方ほど、ある意味はまるのではないでしょうか。

私の場合、よくお酒の席などで「家康は何回死んだのか」という話題で盛り上がったりします。
オタクだけで飲んでいるので、かなりオタク度の高い話題になりますが、それぞれに根拠とする史実を踏まえてしゃべるので、ほ~っという話がよくでてきます。

この本を原作とした人気漫画もあります。
上・中・下と、少々長い話ではありますが、秋の夜長にちょうどよいのではないでしょうか。

影武者徳川家康〈上〉 (新潮文庫)影武者徳川家康〈上〉 (新潮文庫)
(1993/08)
隆 慶一郎

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THEME:歴史小説 | GENRE:小説・文学 |

後期高齢者医療

後期高齢者医療制度の廃止…。

きちんと考える必要があるために、ということで、来年度中の現行制度廃止は断念する方針との報道がでましたね。

老人保健(保険でないところがミソ)制度を廃止することと、高齢者医療制度を構築すること。
これに今まで10年近く議論をしてできあがった仕組みが、現行制度なわけです。

国の説明不足に加えて、年金の不祥事や政権交代の時期と重なったこともあり、悪法のように見られてしまった面は否めないですね。

でも、老人の医療費増加と、その医療費をひきうける現役世代の負担という図式は、相当バランスが悪くなっていましたので、今さらそれに戻ることはナンセンスだと思っていました。

会社員が支払っている保険料の4割は、高齢者の医療費にまわっている。
簡単にいうと、そういうことです。これ以上負担しろとは言えなくなっているんです。
今後も増えていきますけどね。
税金と同じようなもので、会社員の多くは気付いていない。せいぜい「うちの健保は保険料が高い」とか言うくらいでしょうか。

次に、自営業者などが加入している国民健康保険と、会社員などが加入している被用者保険を統合する「地域保険」の制度設計に着手するようです。

これも難しいですね。健康保険組合は約1,500あります。

大きな会社が設立したような健康保険組合から、同業の会社が多数集まって設立した健康保険組合もあります。
そして、健康保険組合は、被保険者と事業主双方が保険料を負担しています。
健康保険組合の所在地は、東京と大阪に集中していますが、被保険者は全国にちらばっています。

「後期高齢者医療制度は廃止」と言ってしまったから、制度をかえなければならない、では困りますね。

「何のために」という目的を、改めて明確にしてもらいたい。制度はそれを達成するための手段なのに、手段ありきで議論が進んでいくような気がしてならない。

少子高齢社会にすでになっている以上、「子ども」「若い大人」「中年」「高齢者」といったセグメントごとに、きちんと義務と権利を示してもらいたいものです。

どのセグメントにいくら予算をつけるのか、その原資をセグメントごとにどうするのか、といった感じ。

案外、子どもにも高齢者にもお金はまわっていないかもしれません。
何しろ、医療にも、介護にも、福祉にも、教育にもお金が足りないんですからね。

じゃあ、若い大人と中年か、というと、これも違って、このあたりでは、医療や介護の費用はあまりでない。教育もすでに自己投資・自己啓発の世代。
働いて、お金を生み出して、税金払って、ということの中核。
なのに、今まで選挙とか政治に関心がない=票にならない、ということで損している世代だと思います。

だから投票には絶対行くべき。政治家は「投票してくれる人に受ける」ことをするんだから。

では、国のお金はどこに・・・
ということで、民主党が「無駄使いをなくす」と言っていたり、日本共産党などは「企業に手厚い」と言ってみたり・・・。

まあ、企業に手厚いとは思いませんが、ハコものとか、道路とか、確かに大きなお金の使い道には?がつくものがたくさんあることは事実でしょう。

だいたい、利用ニーズない建物ばっかり作っているんだもの。
で、都道府県とか市区町村の総務部長とかが、定年後にそういう施設の施設長をやってたりする。
ちなみに、そういう施設の責任者は市長とかがやってたりします。

たまに、あえて●●歴史博物館とかに顔を出したりしてみると、まあ、来客ないのに空調は完璧で、受付に2名の年配の女性がいて、照明もフル稼働です。

これが日本郵政のたてものだったら、かんぽの宿同様、めちゃくちゃタタかれたはず。
地方公共団体だって、けっこう無茶なことしてるんですよね。

ちなみに、最近、子どもと海釣りをするようになって改めて気付いたことに「自分が小学生のとき砂浜だったところは、全て護岸整備されていて、砂浜がなくなっている」ということです。

なんでこんなところを、というところまでコンクリートの岸壁にしていますが、絶対災害対策ではありません。ヒト住んでないんだもの。

話をもとに戻しましょう。
地域保険の意味は、まだよくわかりませんが、行政的な組織でうまくいくとは全く思いません。

現在、健康保険組合は公法人ですが、この位置づけをもっと民間的にしてみる。
そして、行政の「国民健康保険」を健康保険組合にとして法人化してしまったほうが、財政的にも、事業展開という意味でも、利用者視点という意味でも、よっぽど良いかもしれません。

もちろん、保険ですから破たんする可能性はあるわけですが、生保や損保と同様に考えてもよいのではないでしょうか。
でも、やはりハイリスクは引き受けたくないですよね。
「保険」制度では限界があるのかもしれません。ここが、かつては「保健」だった所以でしょうか。
THEME:社会保険労務士 | GENRE:ビジネス |

福祉を変える経営

今回は、書籍名をそのままタイトルにしてみました。

最初、本屋さんでみかけたとき、帯の文面に目がいきました。
そこにはこう書かれています。

「知っていますか?障害者の賃金が月給1万円に満たないことを。」

そのこと自体は知っていました。

民間企業とは違い、共同作業所とか授産施設などでの労働は福祉的な位置づけであり、賃金という趣旨ではないため、最低賃金の適用除外になっていましたから。

それに続く以下のフレーズがとても力強い。

「お役所任せじゃ、もうダメだ。障害者も、自分で稼いで社会に出よう!「クロネコヤマトの宅急便」の生みの親が挑むほんとうのノーマライゼーションの道」

最初は、大企業の元経営者が福祉の世界に入ってきて偉そうなこと言ってるんだろう、といった気持ちで手にとってみたんですね。

国と闘って宅急便事業を大きく育てたヒトからみたら、福祉の世界なんて「ぬるい」んだろ。と。

でも、読んでいくと、あれれ、ずいぶんと違うぞ。

「福祉だから儲からないというのは逃げだ。儲からなくていいなんてダメだ」
「ノーマライゼーションを実現するには、障害者の月給を上げることが必要だ」
「バザーで売ることを考えた商品では月給を上げることはできない。日常的に消費者がほしいと思う製品を作って、商品として販売するようにすべきだ(例としてパンや豆腐を挙げておられます)」

確かに・・・、目からウロコでした。

今の授産施設や共同作業所は、利益を上げる組織ではなくて、「成人した障がい者の居場所を確保しつつ、お金のかからない範囲で何か働こう」という場所なのでしょう。

決して、障がい者福祉の分野で頑張っている方を非難しているのではないんです。
発想をかえるべきだと訴えているんですね。

自閉症の子どもとか、たぶん成人しても変わらないところだと思うんですが、実に几帳面です。

その場の状況で物事を変えることは、たぶん、できないでしょう。
でも、言いかえると、どんな単純作業であっても、手を抜くことは絶対しないし、できない。
これは、職人気質に似ていると言えなくもないかもしれない。

実際に、障がい者が作っているうどんがモンドセレクションで入賞したという記事を最近見ました。

福祉に携わっているかた、福祉系の学生、障がい児を持つ親御さん。養護学校の先生。
そして、企業の人事部、や将来の経営者さんたち。

多くの、いろんな立場の方へ、手にとっていただきたい本です。

ちなみに、障害基礎年金は、ごく単純にいうと、月7万円くらいでしょうか。
ですので、月給1万円が5万円、7万円になると、ギリギリ自立ラインにのりそうです。
10万円かせぐことができるようになれば、なんとかなりそうです。

今の日本の世の中では、障がいを持った子どもの親はみな「この子を残して死ねない」と感じているのではないでしょうか。

みんな、不安なんですよね。

その不安を取り除いて、少しでも明るい未来をイメージできるような社会になればいいし、ちっちゃい存在の自分でも、できることはないかな、と思いつつ・・・。

福祉を変える経営~障害者の月給1万円からの脱出福祉を変える経営~障害者の月給1万円からの脱出
(2003/10/09)
小倉 昌男

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THEME:社会保険労務士 | GENRE:ビジネス |

タバコ休んで7か月

平成21年2月28日の思いつきから、「お休み期間」は7か月を経過しました。

何度も言っていますが、禁煙ではないので、たまにもらいタバコしながら「お休み期間」は続いています。

もらいタバコは100%飲み会の席です。

で、最初のころは別になんとも思わなかったんですが、ここ数カ月は、もらいタバコすると気分が悪くなるというか、タバコの臭いがいやというか、そんな感じがするようになってきています。
しかも、一か月ぶりに吸ったからといって、翌日からまたタバコを買いたくなる、吸いたくなる、ということは今までのところ、全くありません。
(自分で買わなくなっただけじゃん?と言われてしまえばそれまでかもしれません)

ちょうど、同じようにタバコをお休みしている人が言っていたんですけど、
「ワインとか、お肉とか、たまにおいしいものが欲しくなることってあるけど、おいしいタバコを吸いたいとは別に思わないんだよなあ。今まで何だったんだろ」と・・・。

昔は・・・、
インフルエンザにかかったときも吸わずにはいられないし、嵐のときも、ベランダで傘さして吸っていたんですけどね。

あれ、何だったんでしょうね。
要は「吸わずにはいられないんだ」という思いこみなんでしょうかね。

さて、過日、マジメな会議の席で「社員の健康増進と経営」といった趣旨で議論することがありました。

「禁煙」という言葉は、喫煙者にとってキツイというか、抵抗があるというか、吸わない奴の言うことなんか聞きたくない、とでも言うか…。
「できればやめようかな」なんて思っている人に「禁煙すべきだ」なんていうと、意地を張られたり。

まあ、そんな感覚があるんですね。最近の世の中の流れ上「被害者意識」的な気持ちもあるし。

で、「少しお休みしてみる」という意味で「肺のリフレッシュ休暇」なんて言ってみたら、案外うけたんですね。

健康増進って、一生懸命取り組むことって、それはそれなりに宜しいんでしょうけど、もっと気軽に取り組んだほうが楽しいのになあ、と思ったりします。修行じゃないんだし。

たとえばウォーキング。夏から秋になります。たぶん、歩くにはよい季節です。
もう少しすると、紅葉がはじまります。

今まで気づかなかった風景が見つかる。
今まで目にとまらなかったものに気づく。
忙しい日常のなかでも、少しでもそんなことがあると、それだけでけっこうストレスによるカラダの硬直がほぐれてきたりします。
日頃の暮らしで、感受性が低下していることに気づかされたりするわけです。

会社員ですから通勤はしなければなりません。
ならば、その通勤のなかに、ちょっとでも「ふふっ」となれるものがあるといいですよね。

ちなみに、「タバコを吸うのを休み」つつ「おいしいものはきちんと食べ」つつ「路地裏とか、歩いたことないようなコースばかりウォーキングする」暮らしを試してみたなかで、睡眠の質がよくなったことは確かです。

睡眠の質がよくなるということは、「うつ防止」にも効果的かもしれないですね。

自分自身の経営者ですから、倒産しないようにしないとね。
禁煙セラピー らくらく成功日誌365 (〈ムック〉の本)禁煙セラピー らくらく成功日誌365 (〈ムック〉の本)
(2006/06)
アレン カー

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