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絶版が復活



絶版だった本が復活した?ようです。

作者の新田次郎氏は、山岳モノで著名な作家さん。

その新田氏が、海モノの、少年冒険小説を、しかも私の実家のある三浦半島が舞台というもの。

遠い遠い大昔に、NHKで放映されたことがあるようで、当時それなりにヒットしたようです。

当時の映像や主題歌を聴いてみましたが、とても「いい感じ」です。

陳腐な表現なのでしょうけれど、「古き良き昭和」といった感じです。



改めて読んでみてビックリしたのは「今も昔もおおむね変わっていない」ということ。

私が小学生の頃、三浦の子どもたちにとって、海と畑は遊び場というか、生活の場でした。

三崎では、サラリーマン家庭の子どもというのは少なくて、漁師や農家とか船乗り…。

そして、そういった産業にかかわっている自営業者さんたち…。

私たち子どもたちの親の職業は、そんな感じだったものです。

薬局を経営している薬剤師さんは、大学の薬学部を出ているということで、それだけでもう名士でした。

市議会議員やっていたもの。

私が小学生の頃、その活動エリアは諸磯湾から油壺、小網代から水戸浜にかかる海辺一帯でした。

干潮の時を狙って、ひたすら磯沿いを歩いているという冒険ごっこが流行りでした。

あとは釣りとスイカ割りや焼き芋。

釣り具屋さんの家の子がいれば餌はあるし、農家の子どもはたくさんいたので、スイカ割りや焼き芋は無料。

油壺湾からマリンパーク下の磯をグルリとまわって小網代湾の神社に行くパターンが多かったですね。

あちこちにゴムみたいな色した沢ガニがいて…。

で、リズムを間違えると、波にあたってずぶ濡れになったり、足を滑らせて海に落ちたりします。

崖から落ちたこともあったし…。不思議なことに誰も怪我はしませんでしたね。

今、自分の子どもたちがあれをやっていたら肝を冷やすことだろうけれど、当時はそんなものでした。

あちこちに防空壕があり、ふさがれているものもたくさんありましたが、そのまま残っているものも結構あって。

地下水がたまっていてエビがとれる穴もあったし…。

奥にいくと5メートルの大蛇が棲んでいるという伝説(誰が言い出したのかは不明)の穴もありました。

お金持ちの農家の息子が持ってきた黄色いゴムボートで海にでて、水路みたいなところに入ったら、潮が満ちてきて「死ぬ思い」で脱出したりとか…。

先日、ばあさんの葬儀で出かけた、山形県鶴岡市の湯野浜温泉でも感じた「変わることのない 懐かしさ」とでも言えばいいのか…。

そんなものがてんこ盛りに描かれている小説。

それが復活したということが、とてもうれしかったりします。

これは夏に現地で読み直してみたら、もっと味わいが増すかもしれない。

今年の海水浴は荒井浜ではなくて水戸浜にしようかな…。水戸浜のスイカは旨いしね。



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絶版だった本が復活した?ようです。作者の新田次郎氏は、山岳モノで著名な作家さん。その新田氏が、海モノの、少年冒険小説を、しかも私の実家のある三浦半島が舞台というもの。遠い遠い大昔に、NHKで放映されたことがあるようで、当時それなりにヒットしたようです。当?...
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