歴史小説146(九鬼水軍)
本日は、少々マニアックな人物を描いた歴史小説をとりあげてみました。
「信長の棺」でメジャーになった作家さんの新刊です。
この方の著書は、何といいますか、読んでいて楽しめるものが多いです。
水軍という存在は、どちらかというと地味といいますか、メジャーな感じはあまりしないのではないでしょうか。
「村上海賊の娘」などの本が話題になったこともあってか、かつてよりは知られるようになった感はありますけれどね。
かつて、交通のメインは水運でした。
淀川や信濃川、木曽川などの大河は「高速道路」や「JRの○○本線」みたいな役割を果たしていたわけです。
インターチェンジ周辺の倉庫群をみればおわかりのとおり。
地上に関所があるように、水上にも似たようなものがあり、それを取り締まっていたのが海賊とも呼ばれた水軍。
私には、この武士と海賊の違いがよくわからないのですが、それはまあ横に置いておきます。
戦国武将のシミュレーションゲームが好きな方だったらたいていご存じでしょうけれど、この九鬼水軍の大将は強いのです。
この九鬼水軍は、やがて跡目争いによって摂津と綾部に分家し、海から陸にあがることになりました。
幕末まで生き残り、明治の時代には子爵となり、今も存続しています。
なんと 九鬼産業 となっています。
雑賀衆(さいがしゅう)が「さいか屋」となり、九鬼水軍は「ごまの総合メーカー」となり、平成の今も続いているわけです。
歴史というものは、たどっていくと新たな発見があったりして楽しいものです。
「信長の棺」でメジャーになった作家さんの新刊です。
この方の著書は、何といいますか、読んでいて楽しめるものが多いです。
水軍という存在は、どちらかというと地味といいますか、メジャーな感じはあまりしないのではないでしょうか。
「村上海賊の娘」などの本が話題になったこともあってか、かつてよりは知られるようになった感はありますけれどね。
かつて、交通のメインは水運でした。
淀川や信濃川、木曽川などの大河は「高速道路」や「JRの○○本線」みたいな役割を果たしていたわけです。
インターチェンジ周辺の倉庫群をみればおわかりのとおり。
地上に関所があるように、水上にも似たようなものがあり、それを取り締まっていたのが海賊とも呼ばれた水軍。
私には、この武士と海賊の違いがよくわからないのですが、それはまあ横に置いておきます。
戦国武将のシミュレーションゲームが好きな方だったらたいていご存じでしょうけれど、この九鬼水軍の大将は強いのです。
この九鬼水軍は、やがて跡目争いによって摂津と綾部に分家し、海から陸にあがることになりました。
幕末まで生き残り、明治の時代には子爵となり、今も存続しています。
なんと 九鬼産業 となっています。
雑賀衆(さいがしゅう)が「さいか屋」となり、九鬼水軍は「ごまの総合メーカー」となり、平成の今も続いているわけです。
歴史というものは、たどっていくと新たな発見があったりして楽しいものです。
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